本日の江戸川競艇11Rで途中までトップを航走していた1号艇畑和宏選手が突然進路を変え最後方まで後退し最下位でゴールしました。
5月21日に開幕しこの日シリーズの3日目を迎えた江戸川競艇「第41回報知新聞社杯」。
11R予選特選でまさかの出来事が起こりました。
風速10m波高25cmの荒天の中、安定板を使用し周回短縮の2周戦で争われた同レースは出走表通りの6艇が出走。
畑和宏選手は1号艇で登場しました。
レースはコース取りに動きはなく枠なり3対3の隊形で進入。
バラついたスタートの中1号艇畑和宏選手と2号艇尾嶋一広選手の2艇がバックで抜け出し先頭争いとなりました。
この時バックでアクシデントが発生。
3号艇小川広大選手が風に煽られ転覆しました。
そんな中まだまだ先頭争いを続ける1号艇畑和宏選手と2号艇尾嶋一広選手でしたが、2周1マークで決着がつき内側の1号艇畑和宏選手が単独先頭、2号艇尾嶋一広選手が2番手となりました。
バックには事故艇がありこのままの大勢で決するかと思われましたが、勝負はまだ終わっていませんでした。
先頭を走っていた1号艇畑和宏選手が急に速度を落として進路を外側に向け事故艇とレスキューの外側を回ろうとしました。
しかし外側にスペースはなし。
回りなおしますが時既に遅しで後続艇に全て交わされた後でした。
トップでゴールする予定の1号艇畑和宏選手でしたが、まさかの完走した5艇のうち最下位でのゴールとなりました。