2008年の京王杯2歳ステークス(GII)を勝った後、18戦連続で2桁着順だったゲットフルマークスが、本日の新潟競馬11Rで2着になりました。
1着 10番 アフォード
2着 11番 ゲットフルマークス
3着 6番 アポロノカンザシ
(4着以下省略)
東京競馬場で行われた牝馬クラシック第2弾の優駿牝馬(GI)でジェンティルドンナが桜花賞(GI)に続く勝利を挙げ2冠を達成したこの日、その裏でかつてGIレースにも出走し大舞台での活躍を期待されながらも低迷していた1頭の競走馬がひっそりと復活劇を演じました。
2008年の京王杯2歳ステークス(GII)の勝ち馬ゲットフルマークス。
デビュー3戦目で同重賞を制した同馬は、続く朝日杯フューチュリティステークス(GI)にも出走しましたが最下位の16着に敗れると、その後も大敗を続けなんと前走の2012年4月29日東京競馬9R晩春ステークス(1600万下)まで18戦連続で2桁着順に沈んでいました。
ほとんどの競馬ファンにとってはすでに終わった馬という印象でしたが、この日の新潟競馬11R駿風ステークス(1600万下)で一変しました。
芝の直線1000mでの戦いとなった同レースで15頭立ての単勝13番人気となった11番ゲットフルマークスは、スタートから押してハナを切りスタンド側にコースを取ると、そのまま粘って2着でゴール。
重賞制覇から3年半、見事に復活を果たしました。