2006年のヤンググランプリを制した88期の金成和幸選手が、本日の立川競輪11Rで1着となり約2年9ヶ月ぶりに優勝しました。
1着 2番 金成和幸選手
2着 5番 土屋壮登選手
3着 4番 三上佳孝選手
(4着以下省略)
今期最高位のS級S班に格付けされている成田和也選手や山崎芳仁選手などと同県同期で、2006年のヤンググランプリではその成田和也選手や同じく今期S級S班に格付けされている佐藤友和選手を破って頂点に立った福島の金成和幸選手。
今期からA級1班に降級するなど長らく低迷していましたが、この日の立川競輪(FII)最終日11RA級決勝で久しぶりに快走を見せました。
昨日2日目の準決勝を勝ち上がった9選手によって争われた同レースに2番車での登場となた金成和幸選手は、北日本3車の番手回りとなります。
レースは、残り1周のホームからカマシた関東ラインが主導権を握って先行します。
北日本ラインはうまくこの3番手をキープし最終周回バックから捲くっていきますが、先手ラインの番手の7番茂木和臣選手の抵抗に合いライン先頭の6番伊東翔貴選手が失速。
これを見るや否や番手の2番金成和幸選手は切り替えて7番茂木和臣選手の内をすくうと、ゴール前で逃げた5番土屋壮登選手を僅かに交わして1着でゴールしました。
勝った金成和幸選手は、2010年5月13日前橋競輪(FI)で優勝して以来、約2年9ヶ月ぶりの優勝となりました。