松山競輪場で開催されるFIIシリーズは本日シリーズの初日を迎えました。
最終の12RにはA級初日特選が組まれ2004年の賞金王・小野俊之選手が1番車で登場しました。
小野選手にとって約20年ぶりのA級戦は3着でした。
1月9日から11日までナイター競走で争われる松山競輪(FII)「愛媛新聞社杯 松山競輪誕生記念」。
シリーズ初日を迎えた本日の最終レースにその男の姿がありました。
2004年の競輪グランプリを制し同年の賞金王に輝いた77期の小野俊之選手。
今期からA級に降格した同選手は出走表通りの9車立てで行われた同レースに1番車で登場しました。
その尾の選手、並びは同じ九州の6番小川賢人選手の後ろとなりライン3車の番手回りとなりました。
レースはその6番小川賢人選手がジャン前で先頭に出てそのまま風を切って先行。
番手の1番小野俊之選手はこれをしっかりと追走し、最終周回バックで番手まくりを敢行しました。
勝利への飽くなき執念の走りを見せた1番小野俊之選手でしたが、最後直線で外から7番大崎飛雄馬選手と2番清水裕友選手の2選手が強襲。
わずかに交わされ3着に敗れました。
1997年7月以来、約20年ぶりのA級戦となった小野俊之選手でしたが、残念な結果に終わりました。