兵庫県にある尼崎競艇場で開催中の「G1尼崎センプルカップ(開設67周年記念)」は本日シリーズの最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われました。
同レースの待機行動中には、2号艇で出走した石野貴之選手がエンストした1号艇峰竜太選手のボートの前方を押してスタートライン方向に向けてあげるシーンがありました。
シリーズ最後の一戦となった同レースは出走表通りの6艇が出走。
全艇がほぼ揃ったタイミングでピットアウトしました。
コース取りに動きはなく枠なりの進入隊形。
1号艇峰竜太選手が楽々とインを取れそうな展開となりました。
しかし、バック側からホーム側に流している途中でエンスト。
エンジンをかけ直す1号艇峰竜太選手でしたがボートは外へ流れ、2コース進入の2号艇石野貴之選手とぶつかる寸前まで進みました。
そこで2号艇石野貴之選手は、1号艇峰竜太選手のボートの前方を左手でポーンとプッシュ。
1号艇峰竜太選手のボートをスタートライン方向に向けてあげました。
レースはそのまま進行。
1号艇峰竜太選手が1コース、2号艇石野貴之選手が2コースから進入しました。
なお、結果は1号艇峰竜太選手がインから逃げて1着、2号艇石野貴之選手が差して2着になりました。