本日の常滑競艇2Rで、2号艇で出走した平野和明選手と6号艇で出走した鈴木幸夫選手がコース取りで共にコースを譲らず、2艇がほぼ縦に並びスタート直前まで共に1コースに入る珍事がありました。
愛知県にある常滑競艇場で開催中でこの日シリーズの最終日を迎えた「第32回中日スポーツ銀杯争奪戦」。
前半の2R一般で愛知支部の平野和明選手と鈴木幸夫選手がコース取りで厚い戦いを繰り広げました。
レースには平野和明選手が2号艇、鈴木幸夫選手が6号艇で出走。
6号艇鈴木幸夫選手がピットアウトから回り込んで内に動きを見せました。
しかし、これに2号艇平野和明選手が抵抗。
6号艇鈴木幸夫選手がターンマークを回って1コースに入ろうとしたところを、ギリギリがアウトか微妙なタイミングで舳先を入れて1コースを主張しました。
それでも6号艇鈴木幸夫選手はボートを外に流さず1コースから進入する構え。
2号艇平野和明選手もそのやや後ろから1コースに入る構えを見せ、2艇がほぼ縦に並んで共に1コースから進入する形となりました。
結局スタートは6号艇鈴木幸夫選手が記録上は2コースながら1コースの位置から進入。
2号艇平野和明選手は記録上は1コースながら、さらにその内側に入り0.5コースぐらいの位置からの進入となりました。
なお、レースは4コースカドからの戦いとなった3号艇泉具巳選手がまくり差して1着。
激しいコース取りを演じた2選手は、2号艇平野和明選手が4着、6号艇鈴木幸夫選手が6着に敗れています。