本日シリーズの最終日を迎えた平和島競艇「SG第60回全日本選手権」の最終12R優勝戦で、コース取りにおいて外の動きに抵抗し2コースまで動いた4号艇山口達也選手でしたが、待機行動違反と不良航法を取られました。
SG初優出ながら名立たる選手相手に臆することなくコースを譲らなかった山口達也選手。
最後の最後でシリーズを最も盛り上げた男に2つの違反が言い渡されました。
シリーズの初日から出場し前半4日間の予選、そして昨日の準優勝戦を勝ち上がった山口達也選手は、この日の12Rに行われた優勝戦に4号艇で出場。
瓜生正義選手や松井繁選手など銘柄級の選手に囲まれ注目度はそれほど高くありませんでしたが、スタート展示で気迫のこもった動きを見せ2コースを奪取。
波乱のにおいを漂わせると、本番レースでも外の5号艇今村暢孝選手と6号艇松井繁選手の動きに呼応してコースを譲らず2コースから進入しました。
結果は4着に敗れましたが、レースをおもしろくする一因となりました。
しかし、レース後に待機行動違反と不良航法の2つの違反を取られました。
レースを盛り上げた男には少し残念な報告となりました。