本日の津競艇10Rで1号艇で出走した辻栄蔵選手と2号艇で出走した原田幸哉選手がスタートからゴールまで激しい先頭争いを繰り広げました。
三重県にある津競艇場でこの日開幕した「G1つつじ賞王座決定戦 開設67周年記念競走」。
シリーズ初日の10R予選は手に汗握る激戦となりました。
レースはコース取りに動きはなく枠なり3対3の隊形で進入。
イン1コースからの戦いとなった1号艇辻栄蔵選手が.04のトップタイミングでスタートし1周1マークを先マイ、2コーススローからの戦いとなった2号艇原田幸哉選手がこの内を差してバックではこの2選手による2艇並走の先頭争いとなりました。
続く1周2マークは内から先に回った2号艇原田幸哉選手を1号艇辻栄蔵選手が差し返し。
ホームで1号艇辻栄蔵選手が内から半艇身リードを奪いました。
しかし2周1マークで2号艇原田幸哉選手の差しが再び決まり、2周バックストレッチでトップを走る1号艇辻栄蔵選手の内に潜り込みました。
それでも2周2マークで1号艇辻栄蔵選手が再び差し返し。
ホームではトップを走る2号艇原田幸哉選手に1号艇辻栄蔵選手が内から半艇身差で迫る展開となりました。
続く3周1マークは2号艇原田幸哉選手が握って旋回。
ツケマイを狙いましたが、1号艇辻栄蔵選手も何とか残して勝負は最終ターンマークへ移りました。
最後の攻防は内から先に回った1号艇辻栄蔵選手を2号艇原田幸哉選手が渾身の差し。
しかしここでも決着はつかず。
両雄は2艇並走のままほぼ同体でゴールラインを通過しました。
結果はわずかに外の1号艇辻栄蔵選手が先着し1着。
2号艇原田幸哉選手は惜しくも0.1秒差で2着に敗れました。
令和最初のGIレースでいきなり名勝負が繰り広げられました。