大村競艇場で開催中の一般戦は本日シリーズの5日目を迎え、後半の3レースで準優勝戦が行われました。
準優勝戦最後の戦いとなった12Rでは4号艇で出走した佐竹友樹選手がまさかの逆転で2着になり明日の優勝戦に駒を進めました。
8月1日から6日まで6日間シリーズで争われる大村競艇「BTS松浦開設記念 サンケイスポーツカップ」。
シリーズ5日目となったこの日の12R準優勝戦で大逆転劇が起こりました。
明日の優勝戦進出をかけて残る2つのイスをめぐる戦いとなった同レースは出走表通りの6艇が出走して争われました。
レースはコース取りに動きはなく枠なり3対3の隊形で進入。
イン1コースから.15のタイミングでスタートした1号艇吉川元浩選手が1周1マークでしっかりと逃げて悠々とトップに立ちました。
一方カド4コースからトップスタートを決めた4号艇佐竹友樹選手は1周1マークで握って攻めましたが、1号艇吉川元浩選手に抵抗されバックでは最下位争いの外側。
優出圏の2着以内は絶望的かと思われましたが、勝利の女神は佐竹選手を見放しませんでした。
2周1マークで単独4番手となった4号艇佐竹友樹選手は激しい2番手争いをしている2号艇吉村正明選手と3号艇秋山直之選手の2選手を前に見つつ虎視眈々と追走。
3周1マークでこの2艇が激しく競り合って外に流れたところを逃さず渾身の差しを決めました。
内からグイグイ差を詰めた4号艇佐竹友樹選手は続く3周2マークを先に回って一気に2番手に浮上。
そのまま2着でゴールしました。
1周1マークで弾かれた佐竹友樹選手がまさかの逆転で2着となり明日の優勝戦に進出することになりました。